2019年初頭に、電動昇降デスクのDIY記事を投稿した。
当時はFlexispotを使った電動昇降デスクのDIYはそれなりに先駆者だったが、コロナ禍で世の中がみんな自宅環境を整えたこの2年の間に、高品質な自宅作業環境に関する記事がネットに溢れるようになった。眼福である。
それに影響されて、うちのデスクも細部まで使いやすく改善したのでまとめる。
↑こちらが2022年初頭の私のデスク。
ケーブル周り
2019年時点では、ケーブルに対するケアを全くしていなかった。しかし神は細部に宿る。ケーブルを、机の脚を這わせてなるべく見えないようにしてコンセントまで持っていったりすると気分が良い。
そこで追加したのが、ケーブルトレイとケーブルホルダーだ。
ケーブルトレイとは、デスクの下にぶら下げてケーブルを載せておくかごのこと。選定した当時はなるべく天板に穴を開けたくなかったので、クランプで天板に固定できるタイプで、頑丈そうなものを選定した。
後付けの引出し
在宅で作業していると、確定申告の書類、保育園の手続き関連の書類など、どうしてもOn goingで作業中の書類を、手元に置かざるを得ない場面が増えた。クリアファイルに入れて整理しているが、デスク上に平積みしておくしかなく、地味にストレスである。
通販サイトでかなり時間をかけてA4クリアファイルが入る引出しを探すが、見つからない。掲載されている商品は、A4の紙がピッタリ入るサイズばかりで、A4クリアファイルは収まらないのだ…。
これはもうDIYしかないかと思い、以下のブログをじっくり読んだ。なんならモノタロウで引き出しのレールとステーの選定まで終えていた。
最終的に唯一見つけたのが、以下の引出し。奇しくも電動昇降脚と同じFlexispotが製造元である。神メーカー。かゆいところに手が届く。
こちらの引出し、後付の引出しとしては少々値が張るが、DIYの工数を考えると高くない買い物だと思われた。作りとしても絶妙で、引出しの上に高さ5cm強の空間があるため、ここを簡単な物置として活用できる。私はプライベート用のPCを置いている。
デスク上のコンセント
普段会社貸与のノートPCで在宅勤務をしていて、たまに会社に行く際に、ノートPCのACアダプタをデスク下のコンセントから抜くのが億劫に感じることはないだろうか。私はよくある。
その際に役立つのが、デスク上の手に届く位置にコンセントを取り付けること。会社用と自宅用にACアダプタを2つ買うより安上がりに問題を解決できる。パソコンのACアダプタ以外に、スマホの充電器も持ち歩きたい場合などにも便利だ。
というわけで以下の電源タップを妻のデスクに設置したところ、好評を得ている。
私のデスクには、コンセント付きのデスクライトを使っている。私が使っているのは実家から持ってきたかなり古いものなので、今はなかなか100Vのコンセントが付いたデスクライトというものを見つけるのが難しい。調べたところ、オーム電機のこちらが見つかった。
関連して、机の下のメインの電源タップについて。
最初は電源タップも他のケーブルと一緒に、前述したケーブルトレイに乗せていた。しかしこれだとケーブルトレイ上がごちゃっとする上に、コンセントの挿抜がしづらい。そこで、電源タップを机の下にビス止めるタイプに変更したら、諸々の課題が解決して非常にすっきりした。
在宅勤務が長引くと、様々な充電器、スマートスピーカー、タブレットなど、デスク周りのコンセント需要はなぜか増えるばかりである。メインの電源タップの見直しも定期的におすすめしたい。
Anker 3in1 Charger
スマホ、Bluetoothイヤホン、スマートウォッチそれぞれに必要だったACアダプタが1つにまとまった。それだけでコンセント周りもスッキリするし、デスク上もすっきりした。
カバン掛け
我が家ではバッグを引っ掛けるのにヘッドホンホルダーを使っている。これまたクランプ設置のタイプで机に穴を開けなくて済むこと、耐荷重がそれなりにあること、安価に手に入ることなどから重宝している。
まとめ
以上、2022年2月時点の私の在宅勤務環境をまとめてみた。2年前には気にならなかった面も気になるようになり、いろいろと見直したかいがあって更に使いやすくなった。また年末あたりに見直したい。
最後にきれいな写真だけじゃなくて、作業中そのままの机周りも載せておく。今回記載したものの中では、引き出しの収納力のインパクトは大きい。これを付けたことで、作業中でも卓上が散らかりにくくなった。
ここまで読んでいただけた奇特な方は、良かったら2019年にデスクを初めて自作した際の記事も読んでいってください。