ぽよろぐ

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家族のメインクレカをマリオットボンヴォイアメックスにした

※この記事にはアフィリエイトを含みません!一個人の純粋な検討の記録です。

 

知人の紹介と家計の見直しの結果、家族のメインクレカをマリオットボンヴォイアメックスのプレミアムカード(Marriott Bonvoy Amex: 以下「MBA」と言います)にしました。

このメインカード切り替えにあたって、妻にプレゼンした内容を残しておきます。

www.americanexpress.com

前提:我が家の簡単なプロフィール

  • 首都圏在住の共働き
  • 30代なかばの両親と幼児2人
  • 世帯年収は東京の子持ち世帯の平均くらい
  • 支払いは基本的にクレカ
  • 主として使う買い物先はAmazon楽天
  • 旅行は好きだが子供が小さいので控え気味

Before: 現状のクレカ体系と主な利用状況の整理

支払先ごとに特化したカードで運用してきました。

  1. 楽天ANAマイレージクラブカード

  2. Amazon Prime Mastercard

    • 主としてAmazon
      • Amazonの買い物で2%の還元率
    • 年会費無料
    • 生活費支払い(約150万円/年、うちAmazonでの買い物40万円ほど)
    • 年間還元額:Amazonポイント2.5万円ほど
  3. ビュー・スイカカード

    • 交通費支払い用(約15万円/年)
    • 年会費524円
    • JR東日本の新幹線旅費
    • 年間還元額:JREポイント2000-3000円分
  4. エクスプレスコーポレートカード

まとめると、年間支払額590万円ほどの支払いに対し、5万円弱のポイントと2.4万ANAマイルの還元が得られる

After: MBA導入後はどうなるか

  1. Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
    • 今後のメインカード、当面メイン1枚と家族カードで運用予定
    • 年会費4.95万円
    • 生活費支払い(約420万円、うちAmazon40万円含む)
    • 年間還元額:126000ポイント
      • 仮に1ポイント=1円で計算だと12.6万円
      • 全部マイルに替えると52500マイル
      • 一定の条件を満たすと年間1泊分のマリオット系列の宿泊権あり
  2. 楽天ANAマイレージクラブカード
    • 楽天経済圏内の還元率が良いので、毎月10万円の積立投信、ならびに年間約30万円の楽天での買い物は現状維持
  3. Amazon Prime Mastercard
    • これは解約し、全てMBAに移行する
  4. エクスプレスコーポレートカード
    • 東海道新幹線予約もアメックスからプラスEXカード発行すれば良いのでは
    • 差額は年会費1100円だけ、これをどう考えるか
  5. ビュー・スイカカード
    • Suicaは唯一無二の存在なので現状維持(交通費約15万円/年)

まとめると、年間支払総額変わらず590万円ほどに対し、MBA分の年会費が5万円増え、他と合わせて13-14万円分のポイントまたは5万マイル強の還元が得られる

つまり年会費は高いけど、家族全体で見た還元率が改善する、ということがまず説得材料になりました。

その他MBA移行のハードルの確認

最初の3ヶ月で30万円使う可能性

MBAは入会特典として最初の3ヶ月で30万円使うと、通常のポイント還元に加えて3万ポイントが得られるプログラムを設けています。ポイント還元のために無駄な買い物を増やしてもしょうがないので、ある程度の計画性が必要です。

我が家は直近旅行を計画していたので、その支払い等を考慮して行けると判断しました。また、Amazonギフト券チャージでも3%の還元率を得られるので、支払金額ギリギリ足りない時の小技として使えそうです。

www.americanexpress.com

年間400万円使う可能性

MBAは1/1から12/31までの1年間で合計400万円以上使うと、Marriott Bonvoy「プラチナエリート」会員資格が得られます。

やや分かりづらいのですが、カード自体のステータスと、マリオットの会員種別が独立して存在し、カードの利用額に応じてマリオットの会員種別が変動する、というモデルです。

MBAは税金支払やクレカの投信積立、Suicaチャージ等には向いていないことから、上記のように実際にアメックスで支払う年間額をシミュレーションした上で行けると判断しました。

子供が大きくなるまでポイントやマイルを温存できること

経験上、以下のことからマイルは貯めにくいし使いにくい。

  • 通常のマイレージプログラムは、数年間マイルを使わないとマイルが失効する
  • ポイント→マイルへの変換には一定量貯める必要がありタイムリーに使いにくい
  • 航空会社間のマイル移行ができず、各社のマイルが小口で溜まっていく

MBAのマイル交換プログラムは以下の点が良いと感じました。

  • ポイント有効期限はカード利用がある限り実質無期限(ただしこれだけアメックスのWebサイトで確認できず、巷のアフィリエイトサイトの記述のみなので原典の確認できず)
  • マイル交換先が幅広い
    • ただし交換後のマイルは各社のマイレージプログラムに応じた有効期限がかかる。基本的に旅行直前に交換した上でご利用は計画的に、となりそう。

総じて、子供が長距離旅行に耐えられるまではポイントを貯めておき、ある程度溜まったらバーンと使う、というのが良さそうです。

電子マネー決済手段が弱点か

MBAiPhoneQUICPayには対応してますが、Google Payには未対応です。経験上AMEXのタッチレス決済はそんなに普及しておらず、毎回カードを取り出す必要はありそう。

モノ投資から体験への投資へのフェーズシフト

MBAは「良いホテルに泊まろう、飛行機に乗ろう」という方向にインセンティブが働くプログラムです。このプログラムを通じて、家族で今までしたことのない体験のきっかけになることを期待しています。

これまでずっとクレジットカードはなるべく年会費が安く還元率が高いものを、と思ってきました。こうやって色々考えると、一定の支払いが見込まれる場合には年会費払ってでもよりお得になるのか、と勉強になりました。

アメックス持ったり、車買ったり家を建てたり、子供が産まれるといろいろと人生が変わりますねー。

MBAを再検討するタイミング

おそらくマリオット系のホテルに泊まることに対して義務感を感じるようになった時や飽きた時、それに特典のホテルの予約が取りにくいと感じた時、あたりが辞め時なのかと思います。いずれそういう日が来るまで楽しもうかと。

新しいブログ作りました

全然使い分けが明瞭じゃないですが、

「ぽよろぐ」は引き続き生活の中のお得な情報を残すためのブログ

「おとうのオートノミー」はもう少し本音の雑記や、家を建てることや子育ての記録

という感じで行ってみようかと思います。

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