ぽよろぐ

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【GPT-3.5とGPT-4の違い】Chat GPTにプログラミングをさせることはできるのか?

プログラミング能力

GPT-3.5以前(無償版)とGPT-4(有償版)で大いなる差があります。

GPT-3.5以前ではコードの出力はできませんが、GPT-4ではコードの出力ができます。

GPT-3.5による回答例

GPT3.5以前はフレームワークレベルのアシスタントにとどまる
GPT-4による回答例

GPT-4は具体的なコードの出力が可能

仕事に対するアドバイス

GPT-3.5とGPT-4では、回答の網羅性、掘り下げ方が一段異なります。

例として以下の質問を投げてみます。

私は乗用車・商用車に対して携帯通信網と車載LANを使った新しいIoTサービスを検討しています。車載LAN(例としてCAN等)の種類や用途によってIoTサービスが提案できそうなユースケースをまとめてください。

GPT-3.5の回答

乗用車や商用車の車載LANは、様々な種類や用途があります。以下に代表的な車載LANとその用途を示しながら、IoTサービスの提案が可能なユースケースをまとめてみます。

1. CAN(Controller Area Network)バス

CANバスは、車載通信のデファクトスタンダードとして広く利用されています。車両の各種センサーやアクチュエーターといった機器が接続されており、車両の制御に必要な情報がやり取りされます。

IoTサービスの提案例:
- 運転ログ解析サービス:CANバスから取得できる車速、アクセルペダル位置、ブレーキペダル位置などの情報を解析し、ドライバーの運転スタイルや走行状況を把握することができます。これにより、運転状況の改善や燃費向上などのアドバイスを提供することができます。
- 車両監視サービス:CANバスから取得できる故障コードや車両の各種情報を監視し、トラブルの早期発見・対応を行うことができます。また、車両の保守計画の最適化や部品の在庫管理などにも役立ちます。

2. FlexRayバス

FlexRayバスは、高速かつ信頼性の高いデータ通信が必要な車両制御に向けて開発された通信規格です。車両の走行安全性に直結するブレーキ制御やステアリング制御などの機能に使用されます。

IoTサービスの提案例:
- 走行データ解析サービス:FlexRayバスから取得できる車両制御に関連するデータを解析し、ドライバーの運転スタイルや走行状況を把握することができます。これにより、運転状況の改善や走行安全性の向上などのアドバイスを提供することができます。
- 車両監視サービス:FlexRayバスから取得できる制御系のデータを監視し、トラブルの早期発見・対応を行うことができます。

GPT-4の回答

乗用車・商用車における携帯通信網と車載LANを使った新しいIoTサービスのユースケースは以下のようなものが考えられます。車載LANとしては、CAN(Controller Area Network)やLIN(Local Interconnect Network)、FlexRay、Ethernetなどがあります。

1. 遠隔診断・メンテナンス:
車両の状態や故障情報をリアルタイムで取得し、車両メーカーや整備工場と共有することで、遠隔での診断や予防メンテナンスが可能となります。

2. インフォテインメントシステム:
車内でのインターネット接続や音楽、動画ストリーミングサービスを提供することができます。また、外部の情報(天気、交通情報、駐車場情報など)を取得し、運転のサポートに役立てることができます。

3. 車両監視・セキュリティ:
車両の位置情報や駐車状況、盗難警報などの情報をリアルタイムで取得し、オーナーに通知することができます。

4. エコドライブ支援:
運転データを分析し、燃費向上や排出ガス削減に繋がるエコドライブのアドバイスを提供します。

5. 交通事故対応:
衝突検知センサーやカメラを使い、交通事故の発生をリアルタイムで検知し、自動的に緊急連絡先に通報することができます。

6. 自動運転・運転支援:
車載センサーやカメラを利用し、自動運転や運転支援機能の向上を図ります。これにより、安全性や利便性の向上が期待できます。

7. 車両間通信(V2V):
車両同士が通信し、周囲の車両の位置や速度情報を共有することで、交通事故の予防や渋滞緩和に繋がる可能性があります。

8. 車両-インフラ間通信(V2I):
車両とインフラ(信号機、道路標識など)との通信により、運転状況や交通情報の最適化が図られます。これにより、安全性や交通の効率化が向上します。

9. 車両-歩行者間通信(V2P):
車両と歩行者のスマートフォンウェアラブルバイスとの通信を通じて、事故の予防や安全対策が図られます。

10. 車両-ネットワーク間通信(V2N):
車両とインターネットを通じてリアルタイムの交通情報やサービス情報の提供が可能となり、運転のサポートやルート最適化に役立てることができます。

11. 共有車両管理:
車両の利用状況や位置情報をリアルタイムで把握し、共有車両サービスの効率化や運用管理が容易になります。

12. スマート駐車システム:
車両と駐車場のセンサーを連携させ、空き駐車スペースの検索や駐車料金の支払いがスムーズに行えるようになります。

これらのユースケースは、車載LANの種類や用途によって異なるIoTサービスが提案できる可能性があります。実際のサービス開発にあたっては、車載LANの技術的な制約や車両メーカーとの協業、データセキュリティやプライバシーの保護などの課題も検討する必要があります。

GPT-4は仕事の壁打ちの良い相手になりそうです。