何が起こったか
我が家をスマートホーム化した結果、家の中のWifiにぶら下がる機器はこちらのように増えました。
- Google home
- Alexa
- Fire TV
- スマートリモコン
- スマホ x 人数分
- iPad
- ノートPC
- スマートコンセント
- ルンバ
- Wii
他にもあるかもしれません。合計10台以上のデバイスが常にWifiに接続されています。
この台数が10台になったところで、どうやっても端末側からWifiに接続できない事象が発生しました。WifiのSSIDは見えているし、パスワードも正しいのに、何回接続を試みても失敗するのです。
原因
調べてみると、家のルーターの同時接続数の上限が10だったことが原因であることがわかりました。同時接続数とは、同じWifiネットワークに、同時に接続できる機器の数のことです。全然複雑じゃない分、盲点でした。
当時はNURO光のF660Tというルーターを使用していました。最初にNURO光から送られてきたものです。調べてみると、これの同時接続数の上限は10台ということがわかりました。
同時接続数の上限は、NURO光とかプロバイダに限らず、ルーターの機器固有の値なので、似た症状がある方は調べてみると良いのでは。
解決策
その１：ルーターの交換
同時接続数の上限が10だったことが原因でしたが、現在では、同時接続数32以上の端末がごろごろあります。NURO光では、HG8045D/Qというのがそれです。
これもNURO光に限った話ではないですが、ルーターの交換をお使いのプロバイダに問い合わせてみると良いでしょう。無償か、普通に買うよりも安く交換してくれます。
NURO光に問い合わせてルーターを交換する際、少し困惑した話がありました。
NURO光のスタンスは、「同時接続数の上限は、ルーターの機器によるものではなく、回線で決められているものだ」というものです。つまり「ルーターを交換しても同時接続数は変わらないが、それでもいいなら無償で交換してあげるよ」というものです。
この説明は明らかに誤りです。これは「NURO光というサービスとして、満足できる速度を提供できるのは、大体10台くらいまでなので、それ以外の使い方は保証しませんよ」という意味です。スマートホーム機器の使用する回線容量は、高画質動画のストーミング等に比べてゴミみたいなものなので、気にする必要はありません。
その２：メッシュWifiの導入
メッシュWifiは、単にWifiの接続範囲を広げるだけでなく、既存の回線の上に新たにWifiネットワークを構築する仕組みです。この新たなWifiには、メッシュWifiの機器によっては100台以上の接続が可能です。
メッシュWifiの選び方はこちら。
