概要
整理収納アドバイザーにお金を払ってコンサルをお願いしたら、妻の片付け力が上がって家が綺麗になった、というお話。
依頼の効果
一番の効果は、片付けに対して苦手意識を持っていた妻がパワーアップしたこと。これまでは脱いだ服をそのまま置いておくような人だったけど、今では一人の時間を確保すると、自然とどこかが片付くようになった。
この、片付けの問題は、夫婦間の片付けに対する意識のギャップを縮めると解決する、というのは、片付け界ではあるある話らしいです。
アドバイザーへの依頼事項
事前のやり取りで依頼した相談事項は以下のとおり。
依頼は断捨離、整理整頓、インテリアスタイリングのうちどれか?
実際に事前ヒアリングで回答した内容は以下。
整理整頓のしやすい家具・収納用品のご提案等含めたインテリアスタイリング。ただし、実際には断捨離の余地は大いにあり、整理整頓の作業は大きく残っていると認識。
意図としては、どこか指定の場所を整理してもらうのではなく、片付けがしやすくなる収納の選び方や、その考え方を教えてもらうことが目的。
①絵本・おもちゃの収納
絵本をしまう場所がない。子どもの視点で出しやすく、かつ、子どもがバラバラと本を落として遊ぶことのないような収納方法はないか。
今回のコンサルを受けて、自分たちで試行錯誤した結果、このテレビ台まわりがどのように改善したかは、この記事の最後の方でご紹介します。
②夫婦の在宅勤務の作業スペースを確保したい
現在妻は週2、夫はほぼ毎日在宅勤務のため、夫は書斎、妻はリビング脇の小さめの机のスペースでPC作業をしている。もともとこのスペースは、リビングの書類等の避難置き場として使っていたもの。そのため、妻が仕事をするスペースと、まだ捨てられない書類等が混在した状況になっており、ストレスを感じている。
アドバイザーを探したサービス
いろいろ探しましたが、最終的にキッズラインで実績がありそうな方に依頼しました。比較検討したサービスは以下の通り。
こんまり流片付けコンサルタント
ときめきでおなじみ、近藤麻理恵さんは、書籍を出しているだけではなくコンサルタントの派遣業も行っています。コンサルのレベルも肩書なしからエグゼクティブまで3段階のラインナップ。
コンサルタントによって価格帯に幅があり、時間単価5000~10000円で、1回のサービスは3~5時間のようです。
(首都圏限定)中山真由美さんの整理収納サービス
中山さんを知ったのは、片付けの知見をSNSで友人に訪ねた際、友人から本をおすすめされたことでした。
調べてみると著者は起業しておりこの業界では有名らしく、個人向けのコンサルサービスも行っておりました。
こちらも価格が5~10万円であり、最初から依頼するのにはやや躊躇しました。
キッズラインその他家事代行
各種家事代行サービスでも、整理収納アドバイザーの資格を持っている人が多く登録されています。
我が家では最終的にキッズラインにしました。サービスのアカウントを既に持っており使い勝手がわかっていたことと、価格も比較的お手軽だったので、まずここを使ってみるか!くらいのノリで決めました。
当日の流れ
3時間くらいの枠で、ヒアリング→Pinterestなどを見ながら家具の提案→ある場所を決めて実際に片付け、の順で進みました。
この最後の「一緒に片付け」がとても良かった。
具体的には、台所のカウンターのような、1時間位できれいに片付けが終わりきる場所を選び、コンサルタントとクライアント(うちの妻)が一緒に片付けをします。当然収納も足りないので、一緒に100均で収納グッズを買ってきて片付けるところまでやります。
この、成功体験を積むところまでやるのがとても良かった。これがあったので、その後妻が自走できるようになりました。
まとめ
片付けの問題は、夫婦間の片付けに対する意識のギャップを縮めると解決する、というのは、片付け界ではあるある話らしいです。
うちの場合は夫である私の方が生活力があったので、一般的なケースと逆だと思います。ただどの夫婦でも、配偶者に行動の改善を指摘されても、ムッとするだけで実際の変化に結びつかないのは世の常。第三者であるコンサルタントと一緒に片付けの成功体験を積めたのが良かったんだと思います。