無印良品のユニットシェルフはシンプルで使い勝手がよい棚です。ただし弱点の一つとして、一番下に棚板を入れると、棚板とルンバが干渉してルンバがシェルフの下を掃除できないことがあります。
本記事では、ルンバブルな家を目指してユニットシェルフ組立時に工夫したことと、思わぬ落とし穴を紹介します。
代替アジャスター選定
ユニットシェルフの下をルンバが掃除できるようにするための手段はいくつかありますが、今回取った手段はユニットシェルフのアジャスターを交換し、シェルフ全体を嵩上げする、というものでした。
以下が私が選んだものです(プライベートで初めてモノタロウ利用した)。当然自己責任です。
アジャスター選定にあたっては、以下の記事を大変ありがたく参照しました。とても詳しく書いてあり、この記事を見れば大体解決します。
上の記事に少し補足します。
- アジャスターの大まかな仕様(M8であることと全高約70mmであること)は記事に記載のとおりです。
- 私が貼ったアジャスターは、1個あたりの耐荷重20kg重のものでした。これが一区画に3個分(隣の区画と連結する場合、区画間に配置される2個は両区画で共有されるので、アジャスターの耐荷重は半分で計算される)設置されるので、ざっと一区画に60kg(マージン含めると50kgくらいか)のものを置ける計算になります。これが耐えられるかどうかは棚に置くものによります。
- アジャスターの足元に傷防止のゴムの頭がついているのは大変よかったです。これがないとフローリングに傷が付きそう。
最大の落とし穴
最大の落とし穴は、「ユニットシェルフにデフォルトでついてくるアジャスターを交換する場合、無印良品の家具組み立てサービスを利用できない」というものでした。
今回私が購入したのは、ユニットシェルフの中でも、高さが200cm以上、横幅50~80cm幅が5列で、合計幅が300cm前後の巨大なものでした。
ここまで棚が大きいと、家具組み立てサービスで組み立ててもらった後にアジャスターのみ交換するのも至難の業なので、全部自分たちで組み立てることにしました。ちなみに大人2人がかりで丸一日かかりました。今後アジャスター交換をする場合には、この分のコストを考慮されることをおすすめします。
↑今回のユニットシェルフの部材をならべたところ。開梱だけでも時間がかかります。ゴミもたくさん出ます。
↑帆立の下のアジャスターを交換し、枠を先に組み立てたところです。ここまではまだなんとか順調でした。
無印良品ユニットシェルフ組み立てのコツ
ユニットシェルフ組み立てで一番苦労するのは棚板の設置です。
以下では、私たちが見出したコツを記載します。
それは、棚板の四隅の金具のうち、一つを完全に取ってしまうこと。
説明書には「金具を緩める」と書いてあるのですが、金具を緩めただけだと棚板を帆立にはめるだけで苦労します。金具を一つ完全に取ってしまって、棚板を帆立にはめた後に金具を戻すようにすると、棚板は確実に帆立に収まるので作業効率がぐっと上がりました。
↑この状態にしてから金具を差し込み、ネジを締めます。
まとめると
- アジャスター交換でユニットシェルフの下をルンバで掃除できるようになります。
- 大型のユニットシェルフの組み立てを個人で行うのはめちゃめちゃ大変です。ここに書いた以外にも、組み立てたシェルフを壁側に移動することや、耐震のための固定など、単純が故に想定していなかった問題もいくつもありました。…ということで、
- ルンバで掃除できるようになるメリットと、ユニットシェルフの組み立てを自分で行う手間を天秤にかけて計画することをおすすめします!