仕事に関連して、一陸特を取得した。
試験勉強が面倒だったので、勝どきにある日本無線協会主催の養成講座を受講した。7万円と8日間を献上する代わりに、ほぼ100%の確率で国家資格が手に入る講座である。
事前に調べてもあまり情報がなかったので、講座で配られた資料を公開してみる。どんなもんか参考になれば幸いです。
一級陸上特殊無線技士 養成講座概要
一陸特の講座は、法規6時間、工学48時間、合計54時間を8日間に分けて開催する。ちなみに土曜も授業がある。最終日の最後の1時間前後が記述式の試験で、即日採点結果が公表され、無事合格だと後日免許証が郵送されてくる。
講座は教科書の他に、初日に配られる授業ノートをもとに進められる。ほぼ100%合格のからくりはこのノートで、最終試験の問題は、このノートの範囲内から出ることが繰り返し講義中に強調される。
講座の所感
- 周りの人を見ると、8割方が消防とか、役所とか、山岳救助隊のような、地方公務員の現場の方々だった。残りはインフラ系の民間の方。おそらく大半は自分の意志ではなく、業務上必要なのでしゃーなしで来ている。講義を受けた時間数 = 合格の条件、な講習なので、教室には無気力感が漂う。
- 勝どき、ご飯スポットがなさすぎ。
- 資格をとることが目的であれば、講座の受講は自力で勉強するよりはるかに効率的である。無線の体系的な知識を得ることが目的であれば、資格取るより教科書とSDRとGnuRadioで勉強したほうが良いです。