ぽよろぐ

30代父の書く、育児のこと、お金のこと、仕事のこと。

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

2週間で家を買った話 ~内見・契約編~

f:id:el_pollo_loco:20180915224308j:plain

こんにちは。都内在住の共働き夫婦です。

この度、妻の第一子妊娠発覚を機に、家を買う!と決めてから、6軒の内見を経て、2週間で売買契約までこぎつけました。夫婦ともにベンチャー勤務(夫に至っては20名ちょいの弱小ベンチャー)ですが、無事住宅ローンの本審査も降りました。購入したのは中古戸建で、前のオーナーさんがホームシアターセットも置いていってくれることになりました。

この先引き渡しまではそれなりにありますが、短期間にもかかわらず、かなり納得のいった取引ができたので、やったことを記しておきます。

狙いすまして内見に向かう

準備編で住みたい家に対する希望を決めた後は、決めの問題です。不動産はタイミングが勝負。私たちは、家庭の事情で急遽引っ越すことになった売り主さんの築浅物件を購入することができました。おそらく「まず半年は様子を見て、それから買おう」という方針にしていたら、この条件の物件は手に入らなかったと思います。

良い決めができるためには、準備編で書いた条件の明確化が勝負です。しっかり優先度を決めたら、なるべく効率よく内見をすすめましょう。なお、内見の際には住宅に関する最低限の知識があると良いです。この本は挿絵が素敵で、必要なことは網羅されているので、1冊読んでおくと参考になります。 

地元の不動産と仲良くなると早い

おすすめは、なるべく早く、その街でご自身も長いこと暮らしている不動産屋さんと仲良くなることです。エリアをカバーしている大手の不動産屋も、直接取扱をしている物件数が多くて良いです。ただし基本的にどの物件も、不動産登録システムREINSに登録されているので、内見という点ではどの不動産屋も差はありません。私たちがお世話になった地元の不動産屋さん(そのエリアで2児の子育て経験あり)からは、

「この物件は〇〇小学校まで徒歩4分だから間違いないですよ」

「ここの桜の木が春になると綺麗なんです」

「この裏はお医者さんが長いこと住んでいるので、この先も引っ越しや建替えで日当たりが悪くなる可能性はないですね」

「このあたりに再開発の計画があるから、この先も地価は下がらない。ちなみに私が組合員もやってるので間違いない。」

など、かゆいところに手が届くアドバイスをたくさんいただきました。

360°カメラが内見に超便利!

VR等で流行りつつある360°カメラですが、私が知っている限り、唯一かつ最高に実用的な場面は不動産の内見です。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

上記は不動産会社HPに上がっていたものです。ご覧のように、360°カメラを使えば部屋のどこに何があったか一瞬で記録できちゃいます。家の内見に一度行ったきりでは、床や窓枠の色、光の入り加減、キッチンの仕様など、細かいけれど重要な点ほど、記憶違いをするものです。内見も一発で終わりますし、認識違いがきっかけで夫婦喧嘩、なんてことにもならないよう、あれば便利ツールです。

 

居住中の家の内見も積極的に

中古物件を見ていると、たまに居住中の物件の内見をすることがあります。これが結構気を使うし、萎縮しがち…になります。が、遠慮せず複数回内見し、気になるところはどんどん売り主に聞きましょう。売り主だって数千万円オーダーの売買をしようとしているのだから真剣です。きちんと細かいところまで理解してくれて、瑕疵担保期間内にクレームの無い買い手を見つけたいと思っています。

実は、私たちが今回購入した物件も居住中の家でした。360°カメラに頼っていたことや内気なのもあり、購入直前まで1回しか内見に行きませんでした。当然、買い手の私たちにも購入意思表示の日が近づくにつれて「あそこはどうだったっけ…?」ともやもやは広がります。売り手側や仲介の不動産の気持ちとしても「あの人たち1回しか見に来なかったけど本当に買う気なのかしら」という気になってきます。

細かすぎるくらいの確認が、不動産売買には必須です。

価格交渉

中古物件の売買では、普通に値引き交渉ができます。値引き額は完全にケースバイケースです。ちなみに私たちは80万円安くしてもらいました。これまでの人生で最大の値引き幅です。

価格交渉の際には、不動産業者にダイレクトに値引き可能範囲を聞きました。不動産業者は、売り主の住宅ローンの残債額など、売り主の譲れないラインをよく把握しています。今回は話しているうちに、私たちの前に同じ物件に既に値引き交渉を含めた購入申し入れがあり、値段の折り合いがつかずに破談になっていたこともわかりました。これらを参考に、そこから想定される許容範囲で指値を設定しました。

結果的に家具家電揃えるくらいの値引きをしてもらえたので、この方法は有効だったのでは、と思っています。 

以上、内見以降のプロセスで、なるべく効率よくいろんな物件を見る私たちなりのコツを書いてきました。いろいろ工夫して、良い決断ができることを祈っています!